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自己啓発とは?意味や由来と使い方、仕事に役立つ具体例を徹底解説!

自己啓発とは?意味や由来と使い方、仕事に役立つ具体例を徹底解説!

自己啓発とは?自己啓発の意味や由来と使い方、仕事に役立つ自己啓発の具体例についてご紹介します。

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自己啓発とは?

自己啓発とは、「自分自身から自発的な意志で行う学習や能力の向上を図ること、精神的成長を目指すこと。」です。

具体的には、自主的な読書や学習、通信教育や資格取得、勉強会を行うこと等が挙げられます。

自発的な学習により、自分自身の潜在的な能力を引き出す、といった一面も自己啓発であり、広義の意味では、自己を向上させようとする、すべての行いが自己啓発といえます。

自己啓発とは?啓発の意味と由来

自己啓発とは、前述したように、自分自身から自発的な意志で行う学習や能力の向上を図ること、精神的成長を目指すこと。といった意味でした。

ここでは、自己啓発の漢字の意味と由来について解説していきます。

自己啓発は、「自己」と「啓発」の熟語に分けることができます。

「自己」とは、おのれ。自分。自身。といった意味です。

「啓発」とは、どのような意味かご存じですか?

啓発とは、「人が気づかずにいる物事を教え示して、より高い認識・理解に導くこと。」という意味です。

この啓発の語源は、孔子の論語、述而第七の八、「憤せずんば啓せず。悱せずんば発せず。」から来ています。

原文

子曰、

「不憤不啓、不悱不発、挙一偶不以三隅反、則不復也。」

書き下し文

子曰わく、

「憤(ふん)せずんば啓(けい)せず、悱(ひ)せずんば発せず、一隅(ぐう)を挙げて三隅を以て反(かえ)らざれば、則ち復(ま)たせざるなり」

現代語訳

先生がおっしゃいました。

「自分で考えず(考えて問題を解こうと)意欲がわかない者には教え導くことはしない。頭では理解しているけれども中々口に出せずに口籠って悶々としているようでなければ(その者を)教え導くことはしない。4隅ある物事のうち1つ(ヒントを)与えてやれば(その他の)3隅を自分で考えるようでなければ、二度と教えることはない。」

噴とは、噴火直前のように奮い立ち、意欲が湧いてくること、悱(ひ)とは。頭では理解しているけれども言葉で表現しようとすると中々口に出せない憤りの状態をいいます。

このように、あと一歩で答えが出そうで行き詰まっている者を教え導くことを啓発と言います。

この啓発の語源が分かると、啓発とは、指導する側の言葉ということが分かります。

自己啓発とは、自ら進んで学習することを意味するように、啓発の意味と比べると学ぶ側の言葉ということが分かります。

孔子が指摘するように、学ぶ側は始めから教えを乞うのではなく、まずは自分で考え、自ら進んで学習することが大切だということが分かりますね。

自己啓発とは何か?具体的に何をすることか

自己啓発の意味が分かったところで、次は自己啓発をしたいけど何から始めていいか分からない?自己啓発とは具体的に何をすればいいのか分からない?

自己啓発とは、自発的に自己を向上させようとする行いのすべてが自己啓発です。これでは、抽象的で分かりづらいので、具体例を挙げてみたいと思います。

  • スポーツ
  • 語学
  • 読書
  • パソコン・IT・デジタルコンテンツ
  • 音楽・アート
  • 経営・マネジメント・法律
  • 料理・製菓
  • 文化・教養・ペン字・書道など
  • 手芸・クラフト
  • 園芸・フラワーアレンジメント
  • その他

これら全て自己啓発・自己学習活動の具体例です。

みなさんご存知のように技術を向上させる学習は自己啓発ですし、スポーツや趣味の技術を磨くことも自己啓発なんです。

これなら「普段自分が何気なくしていることが自己啓発だ。」と思った方も多いのではないでしょうか。

単に自己啓発と言っても、様々な種類の自己啓発があり、私達の日常に自己啓発は浸透しているんです。

自己啓発をしたいけど何から始めていいか分からない人は、自分の興味のある事・分野から初めてみてはどうでしょうか。

自分の好きなことなら、やっていて楽しいですし長続きするので、より充実した生活を送ることができますね。

自己啓発とは?目標設定の具体例と例文

いざ自己啓発を始めてみたものの、自分が向上しているのか分からない、中々目に見えた結果が出ない、といった場合があります。

なぜこのようなことが起きるのか?

それは、自己啓発の目標設定ができていないからです。

例えば、英語を話せるようになりたいと思い立ち、英語の学習を始めるとします。英語の単語を覚えるために単語帳を作り、ひたすら単語を覚えていきます。単語を覚えるのに疲れたら、今度はひたすらリスニングをして英語の音に慣れていきます。だれもが一度はやったことのある、勉強法です。

これで本当に英語を話せるようになると思いますか?

おそらく、目に見えた結果が出ずに、途中で断念することになるでしょう。

なぜ、この勉強法で結果が出ないのか?

それは目標の設定が曖昧なためです。

自己啓発の目標は具体的でなければなりません。

この場合、英語が話せるようになりたいという曖昧な目標しかなく、話す、書く、といった勉強法はしていません。英語を話せるようになりたいのに、スピーキング(speaking)の練習無しで話せるようになるわけがありません。

では、どうやったら英語を話せるようになるのか?

話せるようになるには何をしたらいいのか?という視点が抜けているんです。

目標を具体的かつ明確にすることで、この視点が見えてくるようになります。

自己啓発の目標設定の具体例

  • まず始めに最終ゴール地点である、高い目標を明確に設定する
  • 最終ゴール地点から逆算して、長・中・短期的な目標を設定する
  • 目標を達成するにあたって、自分がどのような行動をとったらいいか考え、行動スケジュールを組み立てる
  • トライアンドエラーを繰り返し、目標を達成するための行動を修正していく

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