あなたは「二人セゾン」の「MVのテーマ」と「ダンスの振り付けのテーマ」をご存知ですか?
この記事では、MV監督の新宮良平監督とダンスの振付師のTAKAHIRO先生が説明してくれた、「MVのテーマ」と「ダンスの振り付けのテーマ」をもとに、「二人セゾン」のダンスの振り付けの意味を、てち(平手友梨奈)と一緒に徹底解説しています。
欅坂ファンのあなたにぜひ知ってもらいたい、私が見つけた「二人セゾン」8の字ダンスの意味の新解釈『アナレンマ』についても紹介しています。
最後までごゆっくりどうぞwww
『二人セゾン』ダンスの振付師は、TAKAHIRO(上野隆博)先生
「二人セゾン」のダンスの振付師は、1st「サイレントマジョリティー」、2nd「世界には愛しかない」と同様にTAKAHIRO(上野隆博)先生が振り付けをしています。
TAKAHIRO先生がダンスを踊り始めたのは、大学のダンスサークルに入ってからだそうです。マドンナの専属ダンサーを務め、Newsweek誌 で「世界が尊敬する日本人100」に選出されるなど、世界的に認められているTAKAHIRO先生が、大学に入る18歳までダンス経験がないことを知った時はとても驚きました。
大学でダンスサークルに入った時に、HIPHOP(ヒップホップ)ダンスの背中でぐるぐる回るワザをやっている先輩がいて、どうしてもそのワザがやりたくて、はじめの1年は背中でぐるぐる回るワザだけを練習していたそうです。
大学に入って18歳ではじめてダンスを踊るようになった少年が、ほぼ独学でダンスの技を磨き、卒業後、単身アメリカに渡り、ヒップホップの世界一を決める、「アポロ・シアターのアマチュア・ナイト」で1年間勝ち続け、ダンス部門で1位になり、さらに上のカテゴリーにあたる「アポロ・シアター」のTV版「ショー・タイム・アット・ジ・アポロ」で、9大会連続で勝ち抜いて、グランドチャンピオンになった後に、マドンナの専属ダンサーにまで登り詰めるとか、どんだけ~wwwwwwwww
TAKAHIRO先生ってヒップホップダンスが得意分野だと思うんだけど、ダンスの中でもジャンルが違う、ヒップホップダンスと対極にありそうなバレエのダンスの振り付けまでできるってすごいですよね。
「アポロ・シアター」のTV版「ショー・タイム・アット・ジ・アポロ」で、9大会連続で勝ち抜いて、グランドチャンピオンになった後に、はじめてダンススクールに通って、自分に足りないテクニックを勉強したんだってwwwwww
「サイレントマジョリティー」のような、クールでかっこいい振り付けから、「二人セゾン」のきれいで、繊細だけど、どこか力強さもある、優雅な振り付けまでできるTAKAHIRO先生に感嘆しました。
「二人セゾン」の振り付けは、バレエ経験者の佐藤詩織、原田葵、菅井友香、平手友梨奈の持ち味を引き出した、欅ちゃんにぴったりの振り付けだと思います。
『二人セゾン』の「MVのテーマ」と「ダンスの振り付けのテーマ」を徹底解説!
「二人セゾン」のダンスの振り付けの意味を考察する上で重要なのが、「二人セゾン」のテーマです。
「二人セゾン」の「MV(ミュージックビデオ)」と「ダンスの振り付け」には、「僕」と「君」の「出会いから別れまでを描いた物語」のキーとなる重要なテーマがありました。
MV監督の新宮良平監督とダンスの振付師のTAKAHIRO先生が説明してくれた、「MVのテーマ」と「ダンスの振り付けのテーマ」を確認していきましょう。
『二人セゾン』MVのテーマは『心の衝動』
「二人セゾン」MV監督は、欅坂46の2nd「世界には愛しかない」のカップリング曲「語るなら未来を…」のMVを手がけた新宮良平監督です。
4th 表題曲「不協和音」のMV監督も新宮良平監督が務めています。
2nd「世界には愛しかない」のカップリング曲「語るなら未来を…」、3rd 表題曲「二人セゾン」、4th 表題曲「不協和音」と、欅坂46のMVをここまで3作連続で新宮良平監督が手がけています。
M-ON!スペシャル 欅坂46 「THE TIME OF KEYAKIZAKA46 #2」の放送にて、「二人セゾン」MVのメイキング映像でスタッフと欅ちゃんが打ち合わせをするシーンがありました。
おそらく、「二人セゾン」のMV監督の新宮良平監督から説明を受けるシーンだと思います。(なぜ、おそらくかと言うと、新宮良平監督の姿は写っておらず、声のみで、その説明を欅ちゃんが聞いているというシーンだったからです。)
「二人セゾン」MVの核心を説明している、そのシーンを引用したいと思います。
新宮良平監督(たぶん):まあ、何で踊りだすかっていうことなんですけど、この企画自体が心の衝動みたいなものをテーマにしてて、共鳴?心の中にあるリズム感がみんな揃ったときに、ふぁっとダンスになっていくような、そういうテーマを扱ってるものなんですけども…
ナレーション:MVのテーマは『心の衝動』
引用:M-ON!スペシャル 欅坂46 「THE TIME OF KEYAKIZAKA46 #2」
「二人セゾン」は、「僕」と「君」の「出会いから別れまでを描いた物語」でしたよね。
「心の内に閉じこもっている僕」が「君」と出会い、変わっていく。「僕」の心に生じた『心の衝動』が「君」の心と共鳴して、「心臓の音」のリズム感がみんな揃ったときに、みんなが踊りだすんですね。
「二人セゾン」MVのテーマは、『心の衝動』であることが分かりました。
『二人セゾン』ダンスの振り付けのテーマは『心臓の音』・『生きている』
欅坂46がラジオパーソナリティを務める、「こちら有楽町星空放送局(通称:こち星)」にて、てちと米さんが「二人セゾン」の『セゾン』の意味をリスナーに解説してくれるコーナーがありました。
そのコーナー名が“二人セゾンを徹底解説セゾン”wwwwww
「二人セゾン」の『セゾン』の意味のほかに、ダンスの振り付けの意味・テーマについても解説してくれました。
このブログで何回も引用させてもらっていますw
何度目の引用か?数えてはいないだろうwwwwww
てちと米さんによる“二人セゾンを徹底解説セゾン”です。どうぞwww
平手:セゾンってフランス語で季節じゃん。
平手:で、なんか、「二人は季節?」、「君は季節?」ってなんか、ん?って思う方、いらっしゃると思うけど、
米谷:うん。
平手:そのね、MVを撮ってくださった、「語るなら未来を・・・」とかを撮ってくださった新宮良平監督さんが撮ってくださったんですけど、その人が説明してくれたんだよね。
米谷:そう、うちらにね。
平手:それの意味が、「ずっとメンバーと何年間も、何十年間もいるわけじゃなくて、今しかないから、そのメンバーといる時間を大切にしてほしい」っていう意味だったんだよね。
米谷:うん。
平手:あとTAKAHIRO先生に、また今回も振り付けしていただいたんですけど、
米谷:うん、振り付けしてもらって。
平手:TAKAHIRO先生は、なんかすごい心臓の音、
米谷:生きてる、生きてるっていう気持ちをね。
平手:そう、生きてるっていうのを表したいって言ってたよね。
平手:だからまた振り付けも楽しみにしていてください。
引用:欅坂46 こちら有楽町星空放送局 #33 20161年11月11日(平手友梨奈、米谷奈々未)
「二人セゾン」MVのテーマは『心の衝動』でしたが、ダンスの振り付けのテーマは『心臓の音』・『生きている』だそうです。
「心の内に閉じこもっている僕」が「君」と出会い、変わっていく。「僕」の心に生じた『心の衝動』が「君」の心と共鳴して、『心臓の音』のリズム感がみんな揃ったときに、ふぁっとダンスになっていく。
「僕」は「君」と出会い、「歌詞:初めて感じたときめき」を覚え、心の変化に気づく。「僕」と「君」の今しかない大切な時間は、「二人の青春」であり、「僕」は前より生きるのが楽しくなった。『生きている』実感を感じた。
MVのテーマとダンスの振り付けのテーマで「二人セゾン」を読み解くと、こんな感じの解釈になるのかなと思いました。
『二人セゾン』ダンスの振り付けのテーマは、『心臓の音』・『生きている』であることが分かりました。
『二人セゾン』ダンスの振り付けの意味をてち(平手友梨奈)が解説!
こちらも欅坂46のラジオ番組「こち星」にて、今度は、てちが「二人セゾン」のダンスの振り付けの意味を解説してくれる回がありました。
てちのブログやラジオでの、MVやダンスの解説ほんとすこwwwwww
「けやかけ」のメンバーのブログを紹介する回でも、てちのところで盛り上がったよね。
それでは、てちによる「二人セゾン」ダンスの振り付けの意味の解説です。どうぞwww
まず、最初に私以外のメンバーが「欅の木」を作って、その後にみんなで円を描くんですよ。あれは、「君」と「僕」を表していて、で途中からみんなが交差していくんですけど、あれはただの交差じゃなくて、「∞無限」・「永遠」を表しているって意味なんですけど、
まぁ、そこにも注目していただきたいですし、あとはメンバーのユニゾン?っていうとこには、けっこう、すごくかわいくて、振り付けが…今までとはがらっと違う力強い感じではなくて、やわらかいバレエっぽいダンスだったり、けっこう床を使ったモダンダンス?モダンダンス?モダン?って言うのかな?床を使った振り付けも入っているので、すごい遠くから見てても、きっと楽しいだろうなぁと私は思うので、ぜひ見ていただきたいです。
あと、私が最後に振り返るんですけど、そん時には、もう…メンバーはいないんですけど、あれの意味は、私が「僕」で、「僕」が振り向いた時には「君」がいないんですけど、「僕は君と出会えて想像することができた、これからは一人でがんばるよ。ありがとう。」っていうのを表しているので、ぜひそこには本当に注目して頂きたいです。
本当に振り付けが切なくって、だってー、私が振り返った時にみんながいないんですよ。すごい寂しくないですか?これを振り付けしたときに、もう~、なんかすごくてー。
あの、毎回TAKAHIRO先生って、振り付けがけっこうひとまとまりに仕上がった後に、みんなでTAKAHIRO先生のまわりに集まって、座って、何て言うんだろう、説明会と言うか、「この歌詞はこうだから、こういう振り付けにしたよ。」っていう説明があるんですよ。この曲はこういう曲でっていう。
なのでー、すごいそれを聞いて改めてー、すごい良い曲だなって思ったり、鳥肌が立つときもあるし、なんか、本当にTAKAHIRO先生でよかったなっていう、めっちゃ、うん~。メンバーみんな大好きです。アハハハ。これからもぜひお願いしたいです。
引用:欅坂46 こちら有楽町星空放送局 #38 2016年12月16日(平手友梨奈、渡辺梨加)
「二人セゾン」のTVバージョン・Liveバージョンのダンスは、「欅の木」で始まり、「欅の木」で終わるのが特徴的ですよね。
通称、土生タワーwwwwww
でもって、「欅の木」の後にみんなで描いた2つの円は、「僕」と「君」を表しているんだね。
そこから2つの円が交差するのは、「∞無限」・「永遠」を表しているんだね。
最後、てちが振り返るところは、「僕は君と出会えて想像することができた、これからは一人でがんばるよ。ありがとう。」っていう気持ちなんだね。めっちゃ切ないよー
こういう記事書いてるとさあ、「二人セゾン」の曲を聞いてると、「僕」と「君」に別れが訪れるように、「欅ちゃん」と「欅ファン」にもいずれ別れる時が来るっていうのを重ねちゃうんだよね・・・
(てち)本当に振り付けが切なくって、だってー、私が振り返った時にみんながいないんですよ。すごい寂しくないですか?
めっちゃ寂しいですwwwwww
欅ちゃんロスとか、もはや考えられないですwwwwww
Q.5年後の自分は何をしている?
平手:結婚しているかなと思います
引用:SONGS 欅坂46 SPECIAL WEB MOVIE
ちょっwwwおまwwww5年後には結婚してるとかwwwwwwwww
いくらなんでも早すぎだろwwwwww
欅ファンを見捨てて結婚しちゃう、おてちさんwwwwww
ちょっと待てよ、これは私たちの勘違いかもしれない。
結婚する相手だよ。
てちが5年後に結婚する相手は、ねるwwwwwwwww
てちねるカップルの結婚 キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
現役人妻アイドル誕生wwwwwwwww
やばいwなんかのビデオのタイトルみたいになったwwwwww
すみません。ついつい興奮して話が脱線してしまいましたw
それにしても、各曲のダンスの振り付けをする際に、TAKAHIRO先生のまわりに集まって、歌詞の世界観を共有する作業はいいね。
TAKAHIRO先生と欅ちゃんの作戦会議wwwwww
てちが言うように、欅坂の振付師がTAKAHIRO先生で本当によかったと思います。これからもTAKAHIRO先生の振り付けで、欅坂46の楽曲が進化していく過程を見続けたいと思いました。
以上で、てちの解説をまとめると、
- 「欅の木」の後にできる2つの円は、「僕」と「君」を表している
- 2つの円が交差するのは、「∞無限」・「永遠」を表している
- 最後、てちが振り返るところは、「僕は君と出会えて想像することができた、これからは一人でがんばるよ。ありがとう。」を表している
ということが分かりました。
私が見つけた『二人セゾン』8の字ダンスの意味の新解釈『アナレンマ』を紹介します
「二人セゾン」冒頭の8の字ダンスの意味は、てちが解説してくれたように、「僕」と「君」の2つの円が交差して、「∞無限」・「永遠」を表しています。
これは私も、8の字ダンスの意味は、「∞無限」・「永遠」を表しているんだろうなと思いながら欅ちゃんのダンスを見ていました。
この8の字ダンスなんですが、私はこの8の字ダンスの意味に当てはまる、もう一つの解釈に気づきました。
いや、気づいたというより、たまたま知っていました。
「二人セゾン」のMVの最初のシーンは、てちが目をつむって過去の出来事を回想しているシーンから始まります。
目を開いたてちは、上を見上げると、そこには木の枝から差し込む「太陽の光」がありました。
これはおそらく、TVバージョン・Liveバージョンの振り付けの方でもMVを意識した振り付けになっていて、「欅の木」から差し込む「太陽の光」を意識した振り付けになっていると思います。
「二人セゾン」のTVバージョン・Liveバージョンしか見たことがない人は気づくのが難しいいですが、「二人セゾン」のMVでは、太陽の自然光をふんだんに取り入れた作りになっています。(この記事を見てくれている方は、「二人セゾン」のMV何回も見ている重度の欅坂ファンですね、わかりますw
「二人セゾン」の歌詞の中にも、「太陽」というキーワードが出てくるところがあります。
「二人セゾン」1番のBメロ
太陽が戻ってくるまでに
大切な人ときっと出会える
見過ごしちゃもったいない
愛を拒否しないで
作詞:秋元康 作曲:SoichiroK、Nozomu.S 編曲:Soulife 欅坂46の「二人セゾン」からの引用
この「二人セゾン」の楽曲は、歌詞にも、MVにも、ダンスの振り付けにも、共通しているキーワードが「太陽」です。
このキーワード「太陽」は、欅坂46『二人セゾン』の『セゾン』の意味とは?歌詞の意味を解釈と考察!の記事でも書きましたが、「僕」と「君」の『青春』を表現していると思います。
「僕」と「君」の「青春」を表現している「太陽」、歌詞に「太陽が戻ってくるまでに」とありますが、太陽は必ずもとの位置に戻ってくるんです。
1年を通して毎日同じ時刻の太陽の位置を記録していくと、太陽の位置は大きな「8の字」の軌跡を描きます。
天文学において、この「8の字」の曲線は、『アナレンマ 』(ギリシャ語 “ἀνάλημμα” = “日時計の台座”) と呼ばれています。
「二人セゾン」8の字ダンスの意味は、「欅の木」の後にできる「僕」と「君」を表す、2つの円が交差して、「∞無限」・「永遠」を表していますが、歌詞にも、MVにも、ダンスの振り付けにも、共通しているキーワード「太陽」、「僕」と「君」の「青春」を表現していると思われる「太陽」が、「アナレンマ」と呼ばれる「8の字」の曲線を描くことはなんとも興味深いですね。
アナレンマの撮影は、1年を通して同じ場所で同じ時刻に太陽を撮影し、画像を合成してはじめて形として浮かび上がります。そのため、アナレンマ撮影は極めて困難で、悪天候、カメラのぶれ、電池切れ等のトラブルを回避する、事前の入念な計画や根気、運が必要とされます。
アナレンマの撮影に成功した撮影者は、世界でも指折り数えるほどしかいないそうです。
こちらの画像が、太陽の位置が8の字を描いた「アナレンマ」の画像です。こよみのページさんより、画像をお借りしました。
こちらの画像は、
東経135°
北緯 35°
日本時 16時30分
という条件で、計算によって求めたアナレンマの曲線と写真を合成したものです。
画像元:こよみのページ
曲線のどの辺がいつ頃の太陽の位置なのかを示すため、二十四節気の中から八節の位置に、太陽印と八節の名称が書き入れてあります。わかりやすいですね。
◇アナレンマが出来るわけ
アナレンマが出来る理由は、地球の自転軸が地球の公転面に対して垂直ではないこと及び、地球の軌道が楕円形であるため、地球の軌道を巡る速度に遅速が生じるためです。
同じ場所で同じ時刻に太陽の位置を記録するとなぜアナレンマの8の字が出来るか、その理由をもう少し具体的に説明すると
- 太陽は一年をかけて南北に移動する
- 同時刻の太陽の位置も均時差(きんじさ)があるため東西に移動して見える
この二つの動きということになります。
この二つの動きが複合して8の字を作り出します。
「アナレンマ」について、もっと詳しく知りたいという方は、引用元の記事が「アナレンマ」について詳しく解説してある良記事なので、そちらを参照してみてください。
8の字ダンスの振り付けは、「∞無限」・「永遠」の意味で振り付けられたもので、「太陽」が8の字を描くっていうのが当てはまるのは偶然の産物で、本来そんな意味はないと思うんだよね。
TAKAHIRO先生が「太陽」が8の字の「アナレンマ」を描くことを知っていて、「∞無限」・「永遠」の意味と、もう一つ「太陽」を表す「アナレンマ」の意味合いを、「二人セゾン」の8の字ダンスの振り付けに込めてたら凄すぎwww
「僕」と「君」の「青春」を象徴する「欅の木」から、「僕」と「君」を表す2つの円ができ、2つの円が8の字の曲線になって、「僕」と「君」の「青春」を優しく包み込んだ、あの時の「欅タワー」に降り注いだ、「太陽」を表す「アナレンマ」の軌跡となる。
「こんな感じの解釈もできるなあ。」
と、8の字ダンスの振り付けの意味合いに、「アナレンマ」が当てはまることに気づいたときに、欅坂ファンのみなさんに紹介したくなって、この記事を書きました。
一瞬の光が重なって
折々の色が四季を作る
そのどれが欠けたって
永遠は生まれない
作詞:秋元康 作曲:SoichiroK、Nozomu.S 編曲:Soulife 欅坂46の「二人セゾン」からの引用
「一瞬の光」を作っているのは「太陽の光」。
「太陽の光」が「色」を作り、「四季」を作る。
「色」は、そこに「存在するもの(物質)」に光が反射して「色」を認識することができる。
これらのどれが欠けても「永遠」は生まれない。
「一瞬の光」⇔「太陽の光」⇔「存在するもの(物質)(君と僕)」⇔「色」⇔「四季」⇔「永遠」
こうやって見ると、「永遠」と「太陽」にも関連性があるように思えます。
もし「永遠」があるとして、「永遠」を作るにはすべての要素が必要なわけで、「永遠」は「この世のすべてのもの」と関連があるんだけどねw
「二人セゾン」の歌詞の中の「永遠」という言葉には、「欅坂46のみんな」や「君と僕の青春の思い出」なんかが当てはまるんじゃないかと思います。
以上、私が見つけた『二人セゾン』8の字ダンスの意味の新解釈『アナレンマ』の紹介でした。
次の見出しからは、「二人セゾン」の各ダンスパートの振り付けの意味について解説していきます。
渡辺梨加、長濱ねる、渡邉理佐の振り付けに込められた意味とは
誰かと話すのが面倒で
目を伏せて聴こえない振りしてた
作詞:秋元康 作曲:SoichiroK、Nozomu.S 編曲:Soulife 欅坂46の「二人セゾン」からの引用
渡辺梨加、長濱ねる、渡邉理佐のダンスパート。
いきなり3人で手を合わせた姿で登場するシーンです。
3人で手を合わせた手の形は「人」の形を想像させます。
「二人セゾン」の歌詞を読み解くと、「二人セゾン」に出てくる登場人物は、「僕」と「君」の2人だけということが分かります。
そう、3人で手を合わせる振り付けは、「人人」の形で、「二人セゾン」に出てくる登場人物である、「僕」と「君」を表しているのではないかと思います。
3人で手を合わせた後でバレエ風のダンスを踊り、ねるは頭を抱える振り付けがあります。
これは、3人のパートの歌詞である、「誰かと話すのが面倒で目を伏せて聴こえない振りしてた」の歌詞を忠実に再現した振り付けだと思います。
目を伏せて聴こえない振りをしている、ねるかわいいwww
MVの振り付けでは、ねるが頭を抱えて、頭を回すような振り付けの横で、べりかとべりさも手を横にして、ねるの隣で回っています。
ねるくるくる~べりかとべりさもくるくる~wwwwww
このねるの頭を抱える振り付けは、「イヤホンをして心の内にこもって、目を伏せて聞こえない振りをしている僕」を表現していると思います。
ねるの横にいるべりかとべりさは、「イヤホンをして心の内にこもっている僕(2番歌詞:自分の半径1メートル見えないバリア張った別世界)」の「心の境界線」を表しているようにも見えます。
“ねる”を“べりか”と“べりさ”で挟む、「ねるサンドイッチ」最高かよwwwwww
小林由依、今泉佑唯の振り付けに込められた意味とは
君は突然
僕のイヤホン外した
作詞:秋元康 作曲:SoichiroK、Nozomu.S 編曲:Soulife 欅坂46の「二人セゾン」からの引用
小林由依と今泉佑唯のダンスパート。
MVでは、いきなりカバン投げからはじまる、ゆいぽんとずーみんのシーンwwwwww
TV・Liveバージョンでは、陸上の100m選手のように、腕を大きく前後に振りながら登場www その場でターンを決めてから、2人で手のひらを合わせ上に持っていき、ハートの形を作るように手のひらを離していきます。
この手でハートの形を作るような振り付ですが、これも歌詞の「君は突然僕のイヤホン外した」を忠実に再現していると思います。
ゆいちゃんずの手でハートの形を作るような振り付けは、「君」が「心の内にこもっている僕」のイヤホンを外す動作を表していると思います。
このゆいぽんとずーみんの振り付けは、TV・Liveバージョンより、MVの方がイヤホンを外しているように見えます。
欅坂46『二人セゾン』MV新宮良平監督はどんな人?MVロケ地は幕張有明の富士見橋!他はどこ?の記事を書いているときに分かりましたが、MVでは、2人は千葉県千葉市にある幕張メッセ近くの、「幕張NTTビル」すぐ横の「メッセモールへの連絡歩道橋」にいます。
ほかのみんなが東京でMVの撮影をしているのに、ゆいぽんとずーみんはいち早く千葉県に来て、カバン投げして、うぇーいしてた模様wwwwww
1番のサビが終わって2番Aメロの「歌詞:そんな僕を連れ出してくれたんだ What made you do that?」のところではじめてゆいちゃんずのすぐ近くに葵ちゃんもいたことが発覚wwwwww
千葉県にいち早く到着してたのは、ゆいちゃんずと葵ちゃんの3人www
ゆいぽんとずーみんがうぇーいしてるのを一人羨ましそうに見ている小学生の葵wwwwww
ねぇ ゆいぽん ずーみん、聞いて 聞いてwwwwww
MVでも、葵のかまってちゃんネタが炸裂していますwww
【参考記事】
菅井友香、志田愛佳の振り付けに込められた意味とは
菅井友香、志田愛佳のダンスパート。
太陽が戻って来るまでに
大切な人ときっと出会える
見過ごしちゃもったいない
愛を拒否しないで
作詞:秋元康 作曲:SoichiroK、Nozomu.S 編曲:Soulife 欅坂46の「二人セゾン」からの引用
菅井友香、志田愛佳のダンスシーンは、歌詞の「見過ごしちゃもったいない」の部分です。
お互いに微笑みながら見つめ合い、2人で手のひらを合わせてからの~ずっきゅん♥wwwwww
まなったん、まなかったん、もなったんwwwwww
ここ最近のまなかは、いち「けやかけ」につき一回は必ず、まなかワールドぶっ込んでくるねwww
まなかのお笑いセンスよきです。(米さん
ゆっか~は、文化放送のラジオ「レコメン!」月曜日 のレギュラーが決まりましたね。
この後1:00まで生放送!オテンキのりと欅坂46菅井友香の「レコメン!」がんばりきっ~!ヒヒーン!wwwwww
キャプテン菅井友香がラジオのレギュラー決まったのに、ゆっかーのラジオを誰も聞いていない欅ちゃんたちwwwwww
オテンキのりさんの「一番コイツ聞かないだろうなあーってメンバー誰?」の質問に、ゆっかーの答えが「えー、一番聞かないだろうなーっていうのは、ん~、志田愛佳とかは聞かなそうです。あんまり興味なさそう、私のことに。」
ちょっww おい、おまえらwww
「二人セゾン」の「見過ごしちゃもったいない」での、ゆっかーとまなかの、「僕」と「君」の意気投合の感動は何だったの?wwwwww
私の感動返してもらっていいですか?www
っと冗談はこのへんにして、ゆっかーの「レコメン!」ねるとしーちゃんが聞いていたみたいですね。(ゆっかーブログより)
ねるとしーちゃんナイス!(・ω・)b
深夜1:00までの生放送、仕事で疲れてねむいのにねないで聞いてくれたねるwww
わたしの名前はねる♪だけどみんなは寝ちゃダメ!wwwwwwwww
わたしの名前はねる♪だけどみんなは寝ないでゆっかーのラジオ聞きましょ!www
というわけで、「二人セゾン」MVの中で、私が一番好きなシーンが、ゆっかーとまなかのこのシーンです。
ここまでの振り付けを振り返ると、ねるサンドイッチのシーンで出てきた、3人で手のひらを合わせて「人人」の振り付けは、「僕」と「君」を表し、ねるが頭を抱える振り付けは、「僕」が目を伏せて、イヤホンをして聴こえない振りをしているさまを表現しています。ゆいちゃんずの振り付けでは、ハートの形を作るような振り付けで、「君」が「僕」のイヤホンを外す動作を表しています。
ゆっかーとまなかの振り付けは、「僕」と「君」が意気投合した「二人が打ち解けて仲良くなった瞬間」を表していると思います。
「欅タワー」の振り付けが意味するものとは?
「二人セゾン」のTVバージョン・Liveバージョンでは、「欅タワー」が2回でてきます。最初と最後ですね。
この「欅タワー」は、てちの解説の通り、『欅の木』を意味しています。
この『欅の木』が意味するものとは、 欅坂46『二人セゾン』の『セゾン』の意味とは?歌詞の意味を解釈と考察!の記事でも解説したように、平手友梨奈が演じる「僕」と、「セゾンという名の君」を演じている「欅坂46のメンバーみんな」の、今しかない大切な時間、『青春』の象徴として『欅の木』を作るのではないかと思います。
「欅タワー」に最も貢献しているであろう、土生ちゃんwwwwww
「欅タワー」ならぬ、もはや土生タワーwwwwww
ここで、みなさんに問題です。
「欅の木」を意味している、通称:「欅タワー」。この「欅タワー」の正式名称はなんでしょうか?
答えは、M-ON!スペシャル 欅坂46 「THE TIME OF KEYAKIZAKA46 #2」で出てきました。
TAKAHIRO:実験その一は、「語るなら未来を…」は一人の人を覆いましたが、こう入ってだんだんだんだん高くなっていく…「土生タワー」を作っていきたいと思います。
引用:M-ON!スペシャル 欅坂46 「THE TIME OF KEYAKIZAKA46 #2」
TAKAHIRO先生自ら「土生タワー」って言ってたwwwwww
公式が「土生タワー」はさすがに草wwwwwwwww
「欅タワー」の正式名称は、「土生タワー」でしたwww
『二人セゾン』最後のダンスパートの振り付けの意味とは?「僕」が振り返ると、そこにはもう『キミガイナイ』・・・
「二人セゾン」のMVでは、「欅の木」の一員として、てちが加わっていましたが、TV・Liveバージョンでは、「欅の木」と、てちが分かれている振り付けでした。
TV・Liveバージョンでは、「欅の木」の振り付けが2回ありますが、どちらにも、てちは「欅の木」に加わっていません。
なぜ、てちは、MVでは「欅の木」の一員として参加しているのに、TV・Liveバージョンでは離れたところにいるのか?
これは、センターとして平手友梨奈を目立たせる意図があると思ったんですが、「欅の木」と、てちを分けることで、「二人セゾン」を見たことも、聞いたこともない人でも、「僕」と「君」の「二人(セゾン)」をわかりやすく提示することができる方法だと思いました。
てちは「欅の木」に参加していないように見えるかもしれませんが、実は「欅の木」に参加しているところを見えやすく形取ったイメージなのかもしれません。
そして、てちは「欅の木」の頂点に向かって手を伸ばします。
「欅の木」が解かれると、手を下ろし、前に踏み出します。前に踏み出し、振り返ると、そこに『青春』を象徴する「欅の木」はすでに無く、別れた「君」もまた、前に歩み出します。
この最後のダンスシーンの振り付けの意味は、てちが解説してくれましたね。
てちの解説をもう一度確認しましょう。
あと、私が最後に振り返るんですけど、そん時には、もう…メンバーはいないんですけど、あれの意味は、私が「僕」で、「僕」が振り向いた時には「君」がいないんですけど、「僕は君と出会えて想像することができた、これからは一人でがんばるよ。ありがとう。」っていうのを表しているので、ぜひそこには本当に注目して頂きたいです。
本当に振り付けが切なくって、だってー、私が振り返った時にみんながいないんですよ。すごい寂しくないですか?これを振り付けしたときに、もう~、なんかすごくてー。
引用:欅坂46 こちら有楽町星空放送局 #38 2016年12月16日(平手友梨奈、渡辺梨加)
この「二人セゾン」の「僕」と「君」が別れる最後のシーンですが、私が以前に書いた欅坂46『二人セゾン』MVを徹底解説するセゾン!最後のシーンの意味とは?の記事では、「僕」と「君」が別れる最後のシーンの意味について、次のように考察していました。
てちの解説と私の解説を見比べてみてください。
「君」のおかげで、ダンスの楽しさを知り、かけがえのない友だちができた。
「君」が、別れ際に教えてくれたように、春夏秋冬、季節が移り変わるように、「僕」も「君」のような魅力的な人間に変わる決心がついた。『僕もセゾン』
「春夏秋冬、時が経てば過ぎた季節はまた戻ってくる。だけど、君と過ごした青春は、もう二度と戻ってこないんだね・・・」
てちが解説してくれたのは、TV・Liveバージョンの振り付けの意味で、私が解説したのは、MVの方の解説です。
MVとTV・Liveバージョンでは、最後のシーンの終わり方に若干の違いがありますが、それを差し引いても、私はあるものを見落としていました。
「ありがとう。」
「僕」から「君」への感謝の気持ちです。
「こち星」の、てちの解説を聞いて、私はハッとなりました。
私は、MVのてちの儚げな表情の印象が強く、私の解説は「僕」と「君」の別れの悲しさに焦点が寄った解説になっていて、そこに本来はあるべきはずの感謝の気持ちが抜けていました。
私は、「僕」から「君」への感謝の気持ち、「ありがとう。」を見落としていました。
てちが普段から言ってるように、今の思い、感情を大切にパフォーマンスしているので、毎回違った表情だったり、パフォーマンスになる。
「二人セゾン」の最後のシーン、前に踏み出してから後ろを振り返るシーンでも、「毎回違った表情を見せてくれるなあ。」と注目していました。
どこか悲しげな顔、何かの確信を持った顔、ふっと笑みを浮かべた顔。
てちが後ろを振り返ったときに見せる、どんな表情のときにでも、そこには「君」への感謝の気持ち、「ありがとう。」の意味が込められていました。
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